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逗子葉山青年会議所のニュース

7月第1例会 One for All~一人がみんなのために、繋げよう被災地との絆~

逗子葉山在住の中高生を対象に、東日本大震災後の被災地の今を見つめる事業。気仙沼市内や陸前高田市の現状を見て回り、『語りべ』と呼ばれる現地のガイドさんから震災前の状況や震災時の状況などについてお話しいただきました。

現地を回った後には、竹駒小学校仮設住宅の自治会長をされている熊谷氏と社団法人陸前高田青年会議所OBの森谷氏から「被災地の今」をテーマにご講演をいただきました。森谷氏からは、青年会議所を通じた陸前高田と逗子葉山の絆のお話を交え、震災当時の状況をお話しくださいました。

「津波はてんでんこ」。自治会長は、「まずは自分の命を守ること・・・」と涙を滲ませながら、海に面した逗子葉山の中高生に実体験からの教えをお話しくださいました。
講演後には、竹駒地区に6本の桜の木を植樹させていただきました。中高生からは「桜の木、大きくなるかな」「また来て見ないと」と桜の木の成長を心配しつつ、また来たいとの声が挙がっていました。
今回の事業を通して、テレビや新聞などでは知ることのできなかったありのままの『被災地の今』を見ることができました。感じ方や感じたものはそれぞれでも、参加した中高生の心には、今までよりも近くに感じられる被災地との繋がりを持ち帰られたことと思います。
我々逗子葉山青年会議所も、被災地との繋がり、陸前高田青年会議所との絆を深めることができました。

建築中の竹駒食堂前での全体写真。40名の中高生と8名の協力ボランティアを含め、総勢66名。ご参加くださった皆様どうもありがとうございました。

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