一般社団法人逗子葉山青年会議所

2017年度一般社団法人逗子葉山青年会議所スローガン
愛 Amore
2017年度逗子葉山青年会議所理事長 渡辺理紗  所信

プロローグ

 海岸をシンボルに三方を緑豊かな小高い山々に囲まれた湘南の小さな田舎まち。私たちの活動エリアである逗子市と葉山町という二つの行政体は約9万人が住みくらし、ビーチサイドでは御用邸を中心に明治から大正、昭和と別荘文化や首都圏に近い避暑地の海水浴場として賑わいを見せ、戦後の高度成長期に入る頃には太陽族などの文化と共に若者が憧れる“ちょっとお洒落”なスローライフの実践が出来るまちとしての変遷を辿ってきました。またヒルサイドでは池子を中心とした手付かずの森には神奈川県のレッドブックに載る希少な動植物が生息し、国指定史跡の名越切り通しには150を超えるやぐら群など、自然だけでなく歴史や文化までもが融合した表情豊かなまちと言えます。
 明るい豊かな未来を描く時、そこには笑顔があります。私たち青年会議所が担うまちづくりとは、これら魅力溢れるフィールドを舞台に、みんなが笑顔でキラキラ輝く子どもたちの心を育む愛あふれるひとづくりだと確信致します。

今こそ運動を! ―目に見えないものを具現化する―

 明るい未来に描く夢や希望。私たちには目に見えないぼんやりとしたそれを具現化するために、まちづくり活動だけではなくより広く市民を巻き込んだまちづくり運動として発信していく必要があります。
 これまでも恵まれた環境の中で、青少年育成などを中心としたひとづくりに軸足を置き活動して参りました。特に葉山は「ヨット発祥の地」でもあり、海を使った事業も数多く開催して参りました。3年後には夢や希望でいっぱいの東京オリンピック・パラリンピックの開催も迫り、今こそ私たちのシンボルである海岸を活用し、たくさんの人の心に多くの感動を残す事業展開をしていく必要があると考えます。
 また、池子米軍家族住宅内にある自然公園の共同利用がスタートした事によって、基地関係者だけでなく、広くインバウンドとの交流なども視野に入れ、このまちにしか出来ない、このまちだからこそ出来る、これからのまちの創造、国際交流都市としての立ち位置もこれまで以上に意識をしなくてはなりません。

逗子葉山らしさ ―地域ブランディング 自分ブランディング―

 今、首都圏のベッドタウンでもあるこのまちには、これが一番!と全国に誇る産業がある訳ではありません。その一方で、芸能人や文化人の別荘があり、ちょっとお洒落で格好良いと逗子葉山に憧れや素敵なイメージを持って移り住む方も沢山いると思います。これからのまちづくりを考える時、まずは私たちひとりひとりがまちを愛し、知る事から始め、眠っている地域ポテンシャルを発掘し行政や地域の中小企業など多くのコミュニティとの連携・協働のもと、地域の宝や地域マインドを確固たるブランドとして確立し、全国区で誇れるブランドとしての発信をする必要があると考えます。そのためにはまず、自らが「逗子葉山ブランドとは?」を意識し、地域ニーズを的確に把握し「清く、正しく、愛深く。」のキーワードのもと自分ブランドを確立し、自らを律することで逗子葉山らしさを創造する地域リーダーとしての魅力を発信出来なければならないと考えます。

痛みは半分 喜びは無限大 ―本気の会員拡大―

 「時代が違う」という一言で片づけてはいけない。青年会議所に与えられたミッションは恒久的世界平和と言う崇高なものですが、地域における各会議所はその地域の魅力を最大限活かした理想のまちづくりを行うべきだと考えます。そして理想のまちづくりを行うためにはひとりでも多くの志を同じくする仲間の存在は不可欠です。人の和が大きくなればなるほど運動の推進力は加速するものだと考えます。言い訳や甘えでは許されない組織の存続に関わる重大ミッションとして本年はコンスタントで確実な会員拡大のシステムを創り「拡大無くして運動無し」の合言葉で本気の会員拡大に取り組みます。何かを手に入れたいのなら、まずは自分自身を磨かなければなりません。そのためにはメンバー全員がこのまちのことを本気で考える、まちのことを本気で考え運動展開していく。100%例会はもちろんの事、更なる高みを目ざし積極果敢に挑戦していく。そんな後ろ姿を地域でみせていきましょう。

笑顔を忘れず!変化を楽しむ
―成長や改革、変化の中にこそ本当の安定がある―

 青年会議所に入会をした瞬間から多くの機会やチャンスがあると先輩方から教えて頂きました。しかしその機会やチャンスは自らが手を伸ばして取りに行かなければ通り過ぎるだけです。私たちはこれからの6年後に控えた創立60周年、そしてその先続く未来を見据え邁進する粋な挑戦者でなければなりません。メンバー自らが意識変革することで、これまで気づかなかったチャンスが訪れ、成長の機会を掴む事が出来るはずです。人が旅をするのはそこに行き着きたいからではありません。積極的変化の創造こそが青年会議所に入会して得られる最大のメリットである事を全メンバーが理解し、心に太陽を持ち唇に歌を携え、今こそ変化を楽しむ旅に出ましょう。

エピローグ

 私たちの組織をオーケストラに例えるなら、理事長はタクトしか持たないマエストロです。頭の中で音楽が鳴っていても、それを奏でてくれるオーケストラがいなければ感動を作りあげることは出来ません。それぞれが見返りを求めることなくひとつの目標に向かい練習を積み重ねそれらが相交わった時、それは素晴らしい旋律となって地域に共鳴し人に感動を与え、やがて夢や希望に溢れた未来へ続くハーモニーとなり永遠に奏で継がれます。天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず。何かを達成しようとする時、時には叱ってくれて、一緒に笑って一緒に泣いてくれる仲間がいます。家族がいます。愛する人たちがいます。してもらうことよりもしてあげることを、理解されることよりも理解することを、愛されることよりも愛することを。キラキラ輝くこどもたちの無垢なる笑顔。その笑顔がいつまでも続くために、私たちは次代を担う青年経済人として、そして何よりこどもを産み育てる責任世代として、迷いなく確かな意志のもと挑戦をし続けなければなりません。愛するまちのために、大好きな人たちのために、そしてこれからを生きるこどもたちのために。心からの愛を込めて、1年間全身全霊で邁進して参ります。宜しくお願い申し上げます。



逗子葉山青年会議所理事長